場所別の絵画の飾り方

2024.06.06

コラム

場所別の絵画の飾り方


 絵画にぴったりの場所に飾ることで、生活の中で絵画を楽しむ時間が増えたり、家具と絵画のバランスをとって素敵な空間を作ることが出来ます。

リビング

 家の間取りによってリビングの広さや形状は異なっていますが、ソファやテレビ台などを目安にして考えると飾りやすいです。ソファやテレビ台の中心に合わせて絵画を飾ると、バランス良く空間が整います。リビングの場合、絵画を見るタイミングは「ソファや椅子に座っているとき」が圧倒的に多いでしょう。
 リビングのソファや椅子に座ったときの目線に合わせて飾ってみてください。立ったときの目線に近い位置に飾って高すぎるということがないように、顔を軽く上げて鑑賞することが出来る位置がおすすめです。


階段の踊り場

 階段は、家の造り上、広々と設計することが難しいことも多いため、狭く殺風景になってしまいがちな場所でもあります。
 そこで、「絵画を飾る」ことをおすすめします。例えば階段の近くに吹き抜けなどの光を取り込む仕組みがない場合、日中でも階段が暗く感じてしまうことが多いはずです。階段に飾った油絵などを綺麗に見せるために、ライト・ランプなどを設置して絵を照らすと良いでしょう。絵の展示場のような雰囲気にしたり、絵の見やすさを向上させるためにはLEDライトがおすすめです。


玄関

 玄関は家族が帰宅した時に通るだけではなく、訪れるお客様を迎える場所でもあります。玄関に絵画がバランス良く飾ってあると、お客様を雰囲気良く迎えることが出来ます。インテリア空間の中で、人の視線が集まる空間のことを「フォーカルポイント」と呼びます。
 絵画をはじめとするインテリアは、フォーカルポイントを意識すると自然に最適な位置が分かるはずです。フォーカルポイントは室内の動線を辿ることで簡単に見つけることが出来ますので、帰宅の流れを辿ってみて玄関のフォーカルポイントを見つけましょう。


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