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作者■服部 和三郎
タイトル■Pont l'Archev
技法■油彩画
サイン■自筆サイン有り。
状態■額付き 良好
絵サイズ■F8号
額サイズ■54cm×61cm(横×縦)
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■はっとり わさぶろう■
1930年 兵庫県淡路島洲本市に生まれる。
1947年 京都市立身術専門学校(京都芸大)油絵科入学。
1948年 大阪市立美術館付設美術研究所に入所。
1950年 東京に移転。内田巌、竹谷富士雄(藤田嗣治の唯一の直弟子)に師事する。
1953年 17回新制作協会展(発起人・小磯良平)初入選。(「三つの卵」他一点)
1955年 19回新制作協会展で新作家賞受賞。(「屋上の母子」「木馬」「靴みがき」)
1963年 27回新制作協会展~新制作協会賞受賞。(「浜辺の女」「母と子「母子像」)
1964年 28回新制作協会展~会員に推挙される。(「考える男」「横たわる女」)
1971年 フランス、スペインを旅する。
1973年 サンデー毎日美術館に掲載。(「グランドショメールのモデル達」「朝・昼・夜」)
1978年 フィレンツェ、ローマを旅する。
1982年 日本画廊協会賞展で奨励賞受賞。
1997年 東京国際美術館で「服部和三郎自選展」開催。
主に欧州の古典絵画から描画技法や構図の取り方などの影響を受けており、クラッシックで落ち着いた雰囲気の作品を創作する。地塗りから完成まで油をふんだんに使い、テンペラ画のような深い光沢と透明感のある硬質の画面が特徴。花や乙女、裸婦などの優美なモチーフの作品が多い。師匠を通しての、藤田嗣治の影響がみられる。